ひとつの完成されたツーリングブルホーンバー
曲げで突き出しと落差を出すドロップハンドル、スウィープとライズで安定した走りを生み出すフラットバーなど様々なハンドルがありますが、SimWorks by NITTOのツーリングブルホーンバーの Calsaga Bar / キャルサーガ バーもひとつの完成された形状です。
一般的な上から押さえ込んで安定した操作がしやすいフラットバーの概念と、サイドが突き出しているために腕を捻らずに無理なくエンド部を握る事ができるバーエンドの要素を併せ持ち、無駄を省きながら利便性を両立させた合理的でシンプルな形状のハンドル。エンドの突き出し部分を握ってダンシング、しっかりと腰を据えてのシッティングするどちらのシーンでも、そしてフラットな部分を握ってバイクを流すシーンにおいても、誰もがその使用感を身体イメージとして想像する事ができるはずです。
ブルホーンの名の通り自転車のフロント部分に突き出すアグレッシブな造形も魅力的ですが、牛のツノには自身の身幅を把握する感覚器としての役割があるように、600mmというハンドル幅と僅かに手間にスウィーブし、かつ僅かにライズする形状がオンロードでもオフロードでも絶妙なライド感覚を得る事に役立つでしょう。
[SPEC]
Material : | CrMo Steel |
Width : | 600mm |
Center diam. : | 25.4mm |
Bar diam. : | 22.2mm |
Inside diam. : | 約19.0mm |
Color : | Dullbright |
※バーエンドバーとは異なり、曲げによる突き出しこそシンプルで美しい造形なのですが、特にオープンクランプではないステムやブレーキレバー、ロック式のグリップなど、内径にシビアな製品の装着はハンドルに傷がつく恐れがあります。